この季節出番の多い土鍋。
寄せ鍋はもちろん、ご飯を炊くという方もまわりに増えてきました。
土鍋はゆっくりと熱が伝わり食材の甘みや旨味を引き出したり、
ごはんをふっくら美味しくしてくれます。
これから購入をお考えの方もいるのではないかと思います。
土鍋は通常のうつわの土と違い、火にかけて使える耐火性の粗い土でできています。
使い始めは必ず「目止め」をしてから使いましょう!
目止めとは、使用前にお粥を炊くことで米のでんぷん質で土鍋のすき間を埋め、
水漏れを防ぐためのものです。
使う前にご飯と7?8分目まで水を入れて弱火でゆっくりと炊きます。
炊けたらそのまま冷ましてお粥を取り除き、土鍋を水洗いします。
洗った後はよく乾かしてから使用してください。
目止め処理はこれだけです。
使っていくうちにヒビが入ってきたら、また目止めをして修復してください。
その他使用上の注意など
・土鍋の外側(底)の水気をよく切って、乾いた状態で使用してください。
? (濡れたまま使用するとヒビ割れの原因になります。)
・空炊きは厳禁です。
・熱いままで急激に冷やすと割れる可能性があるので、よく冷めてから洗いましょう。
・土鍋は臭いを吸収しやすいので、使用後残ったものはそのまま放置しないようにしましょう。
・土鍋についた臭いやカビが気になる場合は、
土鍋に水と臭いには茶葉を、カビには酢大さじ2?3杯を入れて煮立ててください。
上記は一般的な例です。
直火OKなものでも素材や性質が異なるので、購入時にそれぞれ確認をしてみてください。
寒い季節を温かくしてくれる土鍋。
上手につき合って長く使いたいですね。